企業年表

  1. 1917年~
  2. 1980年~
  3. 2000年~
  4. 2010年~

1917年~

1917年
東京計器製作所の光学計器部門と岩城硝子製造所の反射鏡部門を統合、三菱合資会社社長岩崎小彌太氏の出資をもって「日本光学工業株式会社」を設立(直後に藤井レンズ製造所を合併)

  • 写真:東京市小石川区原町120番地(現・文京区白山四丁目)の東京計器製作所内におかれた創立当時の本社。

1918年
大井第一工場(現 大井製作所)完成

  • 写真:1921年ごろの大井第一工場。中央右寄り奥に見える建物は五階建ての展望調整室。

1918年
光学ガラスの製造研究に着手

1921年
超小型双眼鏡「ミクロン4×、6×」発売

  • 写真:初めてニコンで開発、設計、製造のすべてを行った双眼鏡のひとつ。1997年に復刻された。

1925年
「JOICO顕微鏡」発売

ニコン設計による初の顕微鏡。 "JOICO(ジョイコ)"とは、当時の社名である日本光学工業株式会社を直訳した"Japan Optical Industry Co."の頭文字をとってつくられた商標。

1931年
8インチ天体望遠鏡を東京科学博物館(現 国立科学博物館)に納品

本格的な赤道儀としてはニコン初で、当時国産では最大口径だった。2005年まで活躍。

1932年
写真レンズの名称をNIKKOR(ニッコール)に決定

  • 写真:NIKKOR(ニッコール)の商標出願公告。1931年7月に出願、翌1932年4月に公告され、12月に登録。

1945年
第二次世界大戦終結にともない、双眼鏡、写真機、顕微鏡、測量機、測定機、メガネレンズ等の民生用光学機器の生産に転換

1946年
メガネレンズ「ポインタール」発売

1946年
小型カメラの名称をNikon(ニコン)に決定

1947年
測量機「レベルE型」「トランシットG型」発売

民需転換後ニコンで初めてつくられた測量機。

  • 写真:左は「レベルE型」、右は「トランシットG型」に改良が加えられ1949年に発売された「トランシットG2型」。

1948年
小型カメラ「ニコンI型」発売

ニコンカメラの初号機で「ニコン」の名前を初めて冠した製品。発売当初は「ニコン」として売られたが、後続のカメラと区別するため、後に、製品名称に「I型」が追加された。

1948年
「万能投影機一型」発売

主に社内用としてつくられていた投影検査機を、平行光線照明法などを採用し再設計した。研究用をはじめ、さまざまな検査や測定の現場で万能ぶりを発揮したため万能投影機と称された。

1949年
東京および大阪証券取引所に株式上場

1950年
ニューヨーク・タイムズ、ニコンカメラ、ニッコールレンズの優秀性能を世界に紹介

1952年
写真文化の向上のため「ニッコールクラブ」設立

木村伊兵衛、土門拳、三木淳、亀倉雄策、溝口健二、高峰秀子氏などが発起人となり設立。

  • 写真:1953年から発刊されている会報誌。中央が創刊号の表紙。

1953年
米国にカメラ等の輸入・技術サービス・市場調査を行うNikon Optical Co., Inc.(現 Nippon Kogaku (U.S.A.) Inc.)を設立

1954年
「実体顕微鏡SM型」発売

3段変倍系を内蔵し、変倍しても焦点が変わらず、落射照明装置も付属しているこの型は国産では当時唯一のものだった。

1955年
「位相差顕微鏡装置」発売

無色透明の細胞や細菌を、生きたまま見ることができるようになった。

1959年
一眼レフカメラ「ニコンF」発売

ニコン初のレンズ交換式一眼レフカメラ。絞りと露出計の連動、モータードライブの実用化など、世界初のさまざまな機能を盛り込み、高級一眼レフカメラとしての地位を築いた。

1961年
スイスにNikon AG設立

カメラ、一般光学機械のヨーロッパ市場開拓の拠点としてスイスのチューリッヒに設立。

1962年
超高解像力レンズ「ウルトラマイクロ・ニッコール」発売

フォトリソグラフィー工程に必要なフォトマスク製作用に開発、当時世界最高の解像力を実現したレンズ。

1963年
オールウェザーカメラ「ニコノス」発売

高度の耐水・耐圧・耐蝕(しょく)性を備え、水陸両用の「オールウェザーカメラ」として位置づけられたカメラ。

1963年
桜電子工業(株)(現 (株)栃木ニコン)に経営参加

1964年
ルーリングエンジン1号機納品

超精密で製作が困難なため、日本では1960年代まで「幻のマシン」と呼ばれていたルーリングエンジン(回折格子刻線機)の国産第1号機となった。

1967年
大井製作所大船工場(現 横浜製作所)新設

大井製作所での生産が限界に達し、顕微鏡、測量機、測定機部門の生産拠点として新設された。1970年に横浜製作所へ昇格。

1968年
フォトギャラリー「銀座ニコンサロン」開設(1971年「新宿ニコンサロン」開設、1974年「大阪ニコンサロン」開設)

企業イメージの浸透と写真文化の向上に貢献することを目的に開設。第1回展示会は「木村伊兵衛の眼」。

1968年
(株)橘製作所(1977年(株)水戸ニコン、2007年(株)水戸ニコンプレシジョンに社名変更、2010年解散)設立

増え続ける一眼レフカメラの需要への対処と市場競争力の強化を図るため、カメラの新しい生産子会社として設立。

1968年
「光電式ロータリーエンコーダRIE型」発売

1968年
オランダにNikon Europe N.V.(現 Nikon Europe B.V.)設立

ヨーロッパ市場におけるニコン製品のさらなる拡大を目的に、ヨーロッパの産業地域の中心に位置するアムステルダムに設立。

1969年
第1回ニコン フォトコンテスト・インターナショナル(現 ニコン フォトコンテスト)作品募集

1971年
アポロ15号に「ニコンフォトミックFTN」が搭載される

「ニコンフォトミックFTN」をベースにしているが、潤滑油などの使用材料や製品仕様は、NASA指定の特殊なものだった。

1971年
(株)仙台ニコン設立

3番目の生産子会社として設立。カメラ関係主体の量産工場となった。

1971年
精密光波測距装置「MND-2」発売

三菱電機との共同開発により完成。国産で初めて光波による距離測定を可能にした。

1971年
大井製作所相模原工場(現 相模原製作所)新設

ニッコールレンズの販売数増加により、光学ガラスの増産のために新設。1981年に相模原製作所へ昇格。

1971年
西ドイツ(現 ドイツ)にNikon Vertriebs GmbH(現 Nikon GmbH)設立

当時の西ドイツにおける、カメラ、光学機器製品などニコン製品の拡販のため設立。1975年に社名をNikon GmbHに改める。

1976年
顕微鏡「バイオフォト」「メタフォト」発売

世界で初めてCF方式による顕微鏡対物レンズの製品化に成功。顕微鏡業界では「100年ぶりの技術革新」といわれた。

顕微鏡「バイオフォト」

1978年
(株)ニッコーエンジニアリング(現 (株)ニコンエンジニアリング)設立

1978年
カナダにNikon Canada Inc.設立

カナダの特約店から営業権を譲り受けるかたちで、カメラや顕微鏡などの本格的な直販業務を開始。

1979年
英国にNikon U.K. Ltd.設立

英国カメラ市場の変化に機敏に対応するため、英国特約店の写真部門の営業権を譲り受ける形で設立。