Nikon Today Vol.75

Cover Story

宙への扉。

アメリカとソ連の激しい競争を背景に進んだ有人宇宙開発は、やがて国際協調の時代を迎え、国際宇宙ステーションとして結実しました。この新たなフロンティアでは、地上でのより豊かな暮らしや、さらなる有人宇宙開発につながる実験が行われています。そしてその先には、火星の赤い大地が待っています。

Person

大西みつぐ 写真家

写真家を夢見る中・高校生たちを見守り、大人の写真愛好家とも深く語り合う。写真を取り巻く環境や世代が変わっても、変わることのない「写真を撮る楽しさ」を見つめ続けながら。
今回は、中・高校生向け写真部応援マガジン『Top Eye』の写真コンテスト審査員や、ニッコールクラブの顧問などを務め、写真文化の育成に熱い想いをもって取り組む、写真家の大西みつぐさんにお話を伺いました。

ことばの話

タブレット端末

いま、薄いボード状の多機能情報端末が人気を集めています。キーボード部分がなく、軽量でスリム。スマートフォンなどよりもディスプレイ画面が大きくて、見やすいのが特長。いつどこにいても指先ひとつで情報を操作できる、ユビキタスな時代を象徴する新しいツールについて解説しています。

光の情景

虹色の雲。

晴れた空に、まるで虹のような輝きを放つ雲があることを知っていますか。彩雲(さいうん)と呼ばれるこの不思議な雲は、太陽の光と雲を形づくる水滴や氷晶によって起こる、回折(かいせつ)という光学現象によるものです。

表紙の言葉

「子どもたちを退屈にさせるべきではない」-民間企業初の有人宇宙飛行を実現した航空機エンジニアであるバート・ルータンは、そう言いました。彼は、有人宇宙開発の明らかなメリットは、次代を担う子どもたちに刺激を与える効果があることだと説いています。一人でも多くの子どもの眼差しが宇宙に向けば、その輝きが少しでも増せば、人類のより良い未来を築く力は強いものになっていくのではないでしょうか。

2011年4月22日掲載